銀河祭りに入りましたが、ここで冬の忘れ物を。
ぎょしゃ座にはまがたま星雲をはじめ様々なHⅡ領域の星雲や星団が散在しており、星撮りにはたまりません。しかし、いずれもその特徴を引き出すのはなかなかむずかしい。特にsh2-223~sh2-228の超新星残骸の付近は星が密集しており星雲の形が分かりにくいですね。

AM5 FMA180 ASI2600p LPS-D1 BIN2 0℃ Gain160 300sec 44枚、
Gain300 300sec 22枚 Siril PI GraXpert Lightroom SI9 他
兵庫県 猪名川町
天の川の真っただ中なので星がうるさいのは仕方ないことです。この辺はまがたま星雲の上(北)に当たります。アノテーションでカタログ名を、星消し画像で星雲の形を見てみるとこんな感じになります。これだけたくさんの超新星残骸がかたまっているというのは、一体過去に何があったのでしょう?連鎖反応ってあるのでしょうか?

北にある特徴的な超新星残骸までの距離は、sh2-223が26,000光年、sh2-224が14,700光年ですす。我が天の川銀河内では比較的遠い位置にありますので、それぞれ広がりはsh2-223で530光年、sH2-224で235光年とされています。思ったよりも大きいようです。
この中でも。一番北にある小さなsh2-224はお船の上にカタツムリが乗ったような形で、部分的に青いところがあって、私にとっては大好きな星雲です。これだけクローズアップしても面白いかもしれません。
これらの星雲はとても淡く、通常の光害カットフィルターで描き出すのは大変難しいのですが、実は標準的な光害カットフィルターであるLPS-D1を使ってしまいました。そのため、二晩粘ってカメラの感度をそれぞれ変えて撮影したものです。
しかし、二晩続けて晴れることは稀で、この時も二晩目は22枚しか撮影することができませんでした。星雲画像が淡いせいなのかPixinsightは途中でギブアップしました。仕方ないので、寛大なSirilでコンポジットを行い、両方を行き来しながらの処理になりました。そのため手持ちの画像処理ソフトを目いっぱい使っての処理になりました。
画像に問題があってPixinsightがギブアップすることはよくあります。だいたいは天候の影響なのですが、私の場合、そんな時はSirilでコンポジットしています。あとはいつもの要領でPixinsightで処理をすることができます。
本来ならばこういう天体は、Hα、OⅢ波長の半値幅の狭いフィルターで、長時間露光することで比較的簡単に浮かび上がってきます。今思えばL-Ultimateで撮れば良かった!
画像処理もそれだけ難しく、先延ばしして半分諦めかかっていました。このままいくと夏になってしまい没になりますので、気をとり直して慌てて仕上げたということです。忘れ物にならなくてよかった。
危なかったー・・・















